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路地






路地を入る
知らない街の
知らない灯を
冷たい風が
漂う時間に
暖かい思い
よぎる
あの植木は
見たことがある
何故か
懐かしい
誰が植えたの
小さな子が
大きなシャベルを
使い
きっと
ママのサンダル
から
指を出してさ

散歩してたら
隠れ家のよな
小さな映画館に
着いたんだ




Rojiに入る
知らない街の
見たよなMV
揺れてる風が
優しい階段
思い出しそうな
リズム
この夕陽は
この街のもの
何故か
懐かしい
誰かの記憶
小さな子が
大きなねこを
抱いたまま
ほら
ママの呆れ顔と
ほほ笑みつくる

落書きしてたら
いつの間にか
壁一面の
アートに
なったんだ









 
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play river






いつも通過点だ
ピンを刺して
マークするなら
この瞬間も
生きてる内の
点のひとつ
地面に足は何故か
付いている

川に流れて
しまいたい
人生に点を付けて
生きたくない
できれば今まで
纏った全てを
折り畳み
まとめて持ち上げ
川に流して
しまいたい
そして身軽に
なってから
自分も川に漂う

川に漂い
流れて行く





いつも分岐点だ
20年前からずっと
手持ちの
方位磁石は
壊れている
それとも
自分の感覚が
疾うに

川に流れて
しまいたい
足跡の
附かない水と
戯れる
時には魚類と
泳いで全てを
打ち明けて
夢さえ忘れて
川に流して
しまいたい
そして身軽に
なったなら
点という概念も

水に散り
溶け
流れて行く











  ⋆ ☽







月が一房

ルビーグレープ

フルーツの

星と仲良く

ふわり

掛け合い漫才か


夢に還ろう

いつも

頼りの

北極星

夢に還ろう

既に

重なった年月








月は動いて

絶えず

同じ顔を見せる

星は動いて

キラリ

おしゃべりクッキング




夢に返ろう

宇宙が

吸い込み

始めるよ

夢に返ろう

何か

捻れるその前に




⋆ ☽











地平線






また夕陽が
沈む
いつもの事
だけど
常に何かの
不満を持つ
それが私の
特性で
何処に通じる
訳でもない
道を
ぐるぐる
廻ってるのか


地平線に
山のシルエット
動かされた心は
明日に続くの
だろうか






この夕陽は
いつか
出会ったもの
とは違う
似てるけど
同じ夕陽が
あるわけない
気まぐれで
人の優しさ
感じるけど
情を
くるくる
束ねてるのか



地平線は
燃える様な紅
始まっていた秋に
虚ろなこころ
透かそう















kichijyoji






ラジオの
再放送に癒され
ながら歩く
ちょっと街
屋久島のお茶は
まろやかテイスト

あなたが歩く
歩数を
思い出しては
黒く塗りつぶす
私のノートは
だから黒い
この街は
いつも夕方だ
夕陽が沈む
沈む




ガラスの
瓶のリースの
イラスト
誰が描く
キビかコマ
食べられるお花を
鮮やかなままに

あなたが歩く
歩幅は
計り知れなく
ついていけないわ
私のバッグは
だからリュック
アーケード
抜けて
オレンジに
夕陽が笑う
笑う








喫茶店





オフの日は
豊かな色彩の
world music が
バスで少しだけ
西に移動
聞こえるなあ
天気雨に
降られながら
美術館と
同じ名の
喫茶店
ひとときの
やすらぎ




空間は
細長く嘗ては
店舗じゃなかった筈
どこにいても
考えることは
同じだなあ
大きな
オブジェを
見上げて
リラックスした
香りの
ブレンドを
いつの間に
止んだ雨









from the front






まだまだ暑い通りを
ただ社会的に
生きるため
自転車で進むのよ
日陰を
耳にグラサン
耳は
ラジオで覆われ
面白味の
ある人は
優しさを
知っている
とんでもない
街並みを
傷付きながら
眺めてる





右手に見ない場合は
小さな屏風絵に
なるんだ
美しい対になった
2枚の
とても涼しげ
とても
素敵な発見
喜びも哀しみも
繰り返すと
知っている
たまに会う
きみたちの
まるい心
知識なんて
持ち合わせない
カウンター
ありがとう













Right





半透明の壁の
外は蔦


植物の力強さと
生命力を
私は右に感じて
自分の棚かと
いうくらい
荷物を置く
ハットも

季節は飛んで
季節は巡る
夢の続き
ここでも
見れるかな




枕草子も言う
夏は夜


気温差が
有りすぎるとは
考えないで
空気に身を任せてる
優しいグリーンが
似合う人
明るいブルーも
似合う

季節はヤバく
気候は異常
少し右に
体を傾けよう








街に出ていきたいけど




レモンジュースを
つくっても
一気に飲みがち
そんな人
線で区切られてる
テーブルなのに
大きなバッグを
置くんじゃない
って心の狭さ

街に出ていきたい
けど
何だか日々
疲れてる
街に出ていきたい
けど
ここ
いつものドトールで
スマホと本とノートを
持ち込んでる





水玉のすりガラス越し
新緑の窓は
屏風絵か




街に出ていきたい
けど
なんだか
年を感じる
街に出ていきたい
けど
日々
お金を使うのは
悪だし家事をしろって
脅迫される



エルスールレコーズに
行きたいけど
よく知らないし
街に出ていきたい
けど

読んでしまってから
早く返却しなきゃって
もやっとしてる











砂埃と花






ふと人に
相談しても
頭で解せない
ジャンルの話
自分の弱さが
みえる
この小さな町は
懐事情でさえ
公開している
様な
希望と
引き換えに
捨ててきたもの
とは


風が強いせいで

鮮やかな景色と

裏腹に

脳が花粉で

侵されてゆく






白いブラウスの
女は
賢く見えるけど
仕事でしょう
ついでに
愛想もいいね
でも
あなたに頼る
私は何一つ
持っていない
女です
季節の花は
誰にでも優しい
のかな


目が痛いせいで

景色も歪むけど

この花は

毎年 強く

咲き誇っている